ご家族の方の来訪が今日は比較的多くあったのですが、タクシーを利用してホームに来る際、普段であれば安く済むはずが道路が渋滞していた為に予定していた金額よりもかかったとのお話も。
多くの方が、ホームの利用料金(基本料金+介護サービス費1割分)の支払いを兼ねて来訪されております。そのときにタイミングが合えばホームで管理している入居者の方々のお小遣い帳を閲覧していただき残高の確認とたまった領収書をお渡ししています。私が常時ホームにいればよいのですが、外出時などお会いできない場合なども。
入居者の方々のお小遣いの使い道は基本的には医療費の支払いと訪問理美容への利用料金支払いに使われます。
入居者によっては自分で管理できる方もいるため、財布から自分で支払っていただく場合も中にはいます。
前述の月々の利用料金の支払い金額は要介護度によって違ってきます。(詳細はカテゴリー:毎月の支払い金額は...を参照してみて下さい)そのほかにかかる経費としてお小遣いでホーム側が代理として支払っております。
医療費等が人によって薬の種類等によって違いはありますが、だいたい月1000〜3000円程度です。訪問理美容は毎月利用される方の場合、カットで2000円。既望に応じて個人的に読まれる方は新聞代金3260円がかかる程度です。そのほかにお菓子をかったりなんだりしても1000円かかるかかからない程度しか使うことがありません。 合計するとかかる方で約4〜6千円程度です。このほかにはオムツが必要な方の場合は紙おむつ代金がかかってきます。ちなみに紙おむつは実費利用の場合、ケース単位での購入となり希望小売価格の3割引の安価で業者さんを紹介しております。当然紹介しても私の懐は暖かくはなりません。紹介の見返りにはホームの行事の際などにボランティアで働いていただくくらいです。
なお、オムツが必要な方である一定の用件を満たせば札幌市の支給制度を利用できるためそれらを利用すると月額の負担は軽減されます。制度利用者は複数名いらっしゃります。
あるホームでは、月額の医療費が1万円くらいかかる場合があるそうです。月額1万円の場合1割負担として単純10万円の医療がなされるわけですがグループホームに入居される方にどんな医療がひつようなんだろうと思ったりもします。医療費の高騰に一役買っているようです。
今日もある入居者の方が、『わたしどうしようかと思っちゃって・・・』と私のところへ。どうしようかなどと、いきなり言われても普通友人に対してなら「知らないよそんなこと」と用件が不明な場合などばっさり切り返すところですが、相手は入居者です。
「何か悩み事ですか?僕でよければ・・・」などと親切な人に早変わり。聞いてみると自分がココに住んで食べているんだけど費用等の支払いはどうなっているのか心配になったとの事。当然自分自身では支払いが出来ないためご家族が支払っていますが、そんなことまで理解はできません。
しかもこれまで一人で暮らされていてある程度ひとりでの生活をしていた方だと余計に困惑されたのです。
ただ、これまで一人だったゆえに金銭管理が他人からみたらおかしくなり、経済的には破綻してしまいました。本人にとっては何も問題が無いと思っているのですから、他人から様々なことについて介入されることなど嫌うふしがあるようです。
「ご家族がお支払いしてますよ。」と伝えるも『私の年金はどうなったの?ずっと手をつけてないんだけど。しばらく銀行にも言ってないから・・・私のお金使われているのかしら・・・』などと身内を疑ったりも。家族にとっては支払いの件や病院付き添い、意思決定等などホームに入居していても関わっていることは多くあるにもかかわらず、入居者にとっては平気で面会が少ないなどと言ったりもします。もしもご家族が直接聞いていたら発狂でもしないかと思ったりもします。時々ご家族の中には面会時に口論になったりされる方もおりますが、グループホームに入居しているんだから、病気なんだから、ということをご理解していただきご自分が本人に話を合わせていただくことに専念していただければと思ってお話しております。入居者からのお話だけでご家族の事を全て理解することもありませんし、逆にご家族の方々のお話だけが全てにもなりません。
『本人(入居者)はこんな風に言ってますけど違うんですよ!!』ご家族が赤ら顔で職員に訴えます。
入居者と日々暮らしているのは我々ですから言いそうなことややっていそうなことなどなど、ある程度は理解しているつもりですのでご安心して下さい。本人が悪いんじゃなく、病気がそうさせるのですから。
先ほどの入居者は、
『私も親孝行しなきゃいけないから親のところにでも挨拶してこようかなあ〜』
などと話すことも。本人は80歳代です。ご両親は他界されています。
興味もあり、本人にご両親の年齢を尋ねると、
『あれ〜何歳になったなったんだっけかな?確か80いくつのような・・・』
おいおい、それ自分の年齢でしょうが・・・
「もう〇〇さんも親孝行される年代になったんだからたまには子供に甘えてみたらどうですか」と言うと、『これまで育てるのに苦労かけたんだからそれもそうね』との事。
心の中で、突然に亡くなったり、生き返ったりこの繰り返しです。周囲が聞くと笑い話ですが本人にとって見たら真剣そのもの。何らかの混乱があるときなどそういった話題が持ち上がったりするので我々の支援に何か課題がありそうです。
入居者それぞれの生活面に出てくる症状は我々の支援の映し鏡のようです。我々の努力や行なってきたことの答えが必ず入居者から伝えられ、教えてくれ、現れるものです。
しばし、結果や数値で表すことの出来ない職種でもありますが小さなことかもしれませんが必ず変化があります。成果と考えると別次元の事になりますが、変化は必ずあるのです。この変化に気付けるか気付けないかで仕事の重心が変わってきたりもするのです。
入居者は言葉で教えてくれれば言葉は悪いですが結構楽チンです。」しかし言葉では表現出来ない場合など、職員の汲み取り方、気付き方によって入居者の思いのかなえ方が当然違ってくるのです。
時間が少なくなったので本日は昨日の続きはお休みです。
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